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キャリア教育

大学教員による模擬授業 (2年生)

 大学教員のみなさまをお招きして、模擬授業を受けました。

  
  


 

プロに聞く(1年生)

 いろいろな職業の方から仕事の大切さを学びました。

  
  


 

インターンシップ(2年生)

 いろいろな企業・店舗・事業所で、貴重な体験をしました。

  


 

エコを考える(1年生)

 株式会社ユーズ代表取締役 染谷ゆみさんによる講演を聞きました。廃油を燃料にする取り組みを通じ、エコについて学びました。

  


 

マナー講座(1年生)

 仕事に就くための基本的な心構えを学びます。

  


 

キャリア教育への取組内容

(1)キャリア教育年間指導計画(SFプログラム)の作成と実施
   平成16年度までは、卒業生のうち、大学を目指す浪人を除く進路未定者(いわゆるフリーター)12~20%であり、この数値の削
  減が本校の最大の課題の一つであった。そのためには、いわゆる出口教育ではない「生き方教育」が必要であり、本校ではこれを
  キャリア教育ととらえて重視している。キャリア教育年間指導計画として「SFプログラム〔Self-Fulfillment
  (自己実現)プログラム〕」と名付けた指導計画を独自に作成し、総合的な学習の時間において各学年1単位、キャリア教育を3年
  間一環して指導している。平成15年度1学年から年次進行で実施したため、平成17年度が、キャリア教育指導計画の下で学んだ生徒
  を卒業させる初めての年となった。平成17年度の卒業生のうち、大学を目指す浪人を除く進路未定者は約4.6%(卒業生217人中、
  10人)となり、前年度より大幅に減少して成果をあげた。その後、18,19,20年度では、進路未定者数が1.7%,1.3%,0.9%と減少を
  続けている。

(2)キャリア教育の内容
   本校キャリア教育の、各学年の目標と、主な内容は以下のとおりである。
   (1) 1学年 「自己理解」:自分を知り、生き方を考えさせ、将来の目的意識を持たせる。
     自分史作成、職業インタビュー、プロに聞く(職業別講演)、職業調べ(職業グループ別)・発表会
    (2) 2学年 「自己啓発」:勤労観・職業観を育成する。
     インターンシップ全員実施(事前事後学習も実施)、上級学校訪問、大学の授業体験、小論文指導
   (3) 3学年 「自己実現」:夢の実現、進路選択に向けて準備し、社会性や発表力を培う。
     ビジネスマナー、課題研究(テーマ設定してレポート作成)、面接学習、集団討議、未来予想図作成

(3)キャリア教育の運営組織
   校務分掌として、SF部というキャリア教育専任分掌を設置し、組織的な運営を行っている。毎週1回、分掌会議を定例化し、次時
  の指導案(教員の役割分担を含む)を作成し、企画調整会議に提出している。授業後の分析・評価・改善や、インターンシップの事
  業所開拓も、SF部中心に行っている。




 

取組の成果

(1)将来への目的意識の醸成と、職業観の育成
   2学年では、生徒全員インターンシップを7月に原則2日間実施している。事前学習では、マナー講座や業務内容調べや準備、事後
  学習では、報告書作成や反省と、働くことの意味等について考えさせる学習を行い、職業観を育成している。また、3年間をとお
  して、「振り返り学習」を何度も実施し、今の自分を見つめるたり過去を振り返ることや、自己評価を行うことで、将来への目的
  意識の醸成につなげている。

(2)キャリア教育中高連携
   平成17年度から、「本所高&墨田区立中学(12校)キャリア教育ネットワーク」として、キャリア教育中高連携を始めた。毎年、
  中学校との研究協議会を行い、中学校のキャリア教育の内容を把握し、本校のキャリア教育内容へと効果的に継続・発展させるこ
  とを目指している。19年度は、中学校のキャリア教育授業を参観して、中学校の教員と共に研究協議した。成長段階に応じたキャ
  リア教育をさらに充実させるためには、中高連携を今後も推進していくことが重要である。

(3)キャリア教育の評価
   毎週、SF部の分掌部会で、前週のキャリア教育授業を反省・評価し、プリントにまとめて全教員に次週の指導案と共に配布し
  ている。生徒による授業評価で、「SFの授業に、興味を持って取組めた」と回答したのは、生徒の68%(平成20年度の2回の授業
  評価平均)であった。また、学校運営連絡協議会の学校アンケートで「SFの授業は進路を考えるのに役立っている」と回答した
  のは、保護者の70%(平成18~20年度平均)であり、生徒、保護者共にキャリア教育の意義を理解している。平成20年度には生
  徒・卒業生・保護者・教員・教育委員会を交えたキャリア教育協議会を開催し、授業に対する生徒・卒業生の意見を直接聞いたと
  ころ、職業調べ、インターンシップ、集団討議等が役に立ったといった意見が出た。特に、「自分を知る」学習が良かったという
  意見が一番多くあり、地味な取組みながらも、3年間の一貫教育の成果を見ることができた。




 

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